金沢編 その2 秩父→佐久

旅日記

朝からヒルクライム

橋の下で目覚める。
すこし暑くなってきた
GWでも秩父はひんやりと
涼しい。

撤収しながら朝食をつくって
腹ごしらえをする。テント生活は
朝は結構忙しい。

この日は酷道を通っていくので
5時にはおきて6時に出発した。

既に山奥の秩父から更に
山奥の上野村へと進む。

秩父はくぼ地の様になって
いるのでいきなりヒルクライム
スタート。

休憩もはさみながら
進んでいく。ある程度、
坂が緩くなると良い山道
風景に出会えた。

小鹿野町のラストコンビニで
飲み物を補充して峠越えが
スタート!

GWということもあって
サイクリストが何人か見られた。
都心に近いからけっこう来るんだろうね。

この写真をみて
おわかりいただけただろうか?

写真の右上を見てもらうとこの
道路の先と思わしき道路がある。
つまり少なくともあそこまでは
ヒルクライムしないといけない。

山道は綺麗だが、ヒルクライムは
とても大変。坂を見せつけられると
結構絶望する。

でも299は荷物があっても
登りやすい。激坂というような
坂は無いので水分補給と呼吸、
体感を崩さなければさほど苦しくない。

結構登ったんだなと
感じる2枚の写真。
そして何とか峠に登頂!

すれ違うサイクリストからは
「!?」という目線を送られた笑

本番はココからだった。

一旦、群馬県に入って
上野村へ向かっていく。
道の駅が村にあるので
そこでご飯を食べる。

頂いたのは数量限定の
イノシシ肉カツ丼。
脂がのっていて美味しい!
ヒルクライム後の暴力カロリー摂取は
最高だ!

食事をとった道の駅「上野」は山間の
料理を生かしたジビエ料理なども
出しているのでお勧め。

埼玉・群馬から来たであろう
サイクリストも多く見られた。

酷道領域に突入!

荒川の源流:赤平川を伝いながら
ヒルクライムがまた始まる。しかし
山奥の自然が初夏の暑さを中和してくれる。

299号線の酷道領域に入ると
今までの道とは違うものものしい
雰囲気になった。

他のサイクリストやライダーは
こっちの道を通らなので車通りは
皆無だった。

いたるところに土砂崩れ対策の
施工と路側に大量の木くず。
酷道の名にふさわしい場所だった。
そして驚きの看板を見つけた。

1車線ではあるが自転車で道路の
半分を取ってしまう程、ここは
幅員がせまい。そのため大型車は
物理的に通行が出来ない。

さらに↑の写真をよく見て欲しい。

上がったり下がったり、上下左右に
うねうねとしているので走行が大変。
なんというか、山の斜面にそのまま
アスファルトを塗ったような道路です。

斜度もきつい上に、幅は狭くて
さらに朝のヒルクライムで登った
様な走りやすいように整備された
道路でないのでかなり登りにくい。

殆ど押して歩いていた気がする。

何とか登り切った…

予想以上の激坂で時間を食って
しまったが何とか峠に到着。
登り坂が終わり、下り勾配に
なったのがとても嬉しかった。

十石峠には展望台がある。登ると
周りの山々を見渡すことができる。

この辺の山奥になると勿論
携帯電話なんて繋がらない。
酷道の恐ろしさは単に走るのが
きついだけでなく

  • 電波が届かない
  • 交通量皆無
  • 狭い、激坂
  • 都市部から遠い
  • 補給地点無

などとにかく
「何かあった時に助けを
呼ぶことができない」

なので事故・事件に巻き込まれても
警察や救急をスグには呼べない。
運よく呼べたとしても来るのにも
時間がかかる。

自販機や店なんてあるはずないので
水を尽かしたり、ハンガーノックに
なったら大変だ。本気で死んでしまう。

このように不穏な看板が
出迎えてくれる。酷道に
挑むときはそれなりの準備を
しておくといい。

佐久穂で野宿する

下りはとても速かった。斜度が
きついということはその分下りも
急になっているので早く下りられる。

予定ではビーナスラインの手前まで
行く予定だったが予想以上の酷道に
時間を取ってしまい、山から抜けて
大通りに出たのが16時ほど。

仕方なくこの日は佐久の手前、佐久穂町
で温泉と寝れる場所を探した。

道の駅で知り合ったサイクリストと
仲良くなって一緒に風呂と食事に
いくことになった。

この日は酷道越えで大変だったが
ジビエ料理とこの温泉のおかげで
かなり回復した。

荷物の差よ笑

道の駅でマットを敷いて
簡単に寝る。24時間休憩所が
使えるのは嬉しい。

明日はビーナスライン!

次はライダーの中では有名な
ビーナスラインへ向かいます。
あしたも基本ヒルクライムで
足が爆発しないか心配です笑

次→その3

 

 

 

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