雨の日でも進まざるを得ない!そんな時のために必要な自転車旅の雨対策について解説!

自転車旅ビギナー

こんにちはJuneです。雨の日の自転車旅は対策をしないと地獄をみます。屋外をずっと走るので雨になった時の対策とそれを考えた装備はとても大切です。今回の記事では雨の日で走らざるを得ない時、雨が降った時に必要と感じた自転車旅の装備や対策について、経験を踏まえて書いていきます。

最低限これだけはやろう!

私の旅でも雨の日はそこそこありました。しとしと一日中降る日もあれば、一気に降った時もあります。色んな雨の日があるなかで一番やってよかったことは

  • パニアバックは防水素材のもの
  • カッパは軽量でコンパクト、ゴアテックス
  • 速乾タオルを用意する

以上の3つです。

パニアバックは防水素材のもの

パニアバックを使う自転車旅なら、パニアバックは防水素材にした方が絶対にいいです。カバーを付けて防水にするのではなく、素材自体から防水使用の物です。私の場合はモンベルのドライサイドバックの大きい方を使用しています。

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最初、自転車旅を始めた時はロスホイールの安いパニアバックを使用していました。そのバックはカバーをかけての雨対策ですが、ホイールから巻き上げた水がカバーにたまって、バックが浸水するという事件が起きました。水が溜まってしまい常にタプタプとなり、荷物は水浸しで本当に嫌な思い出になりました。

その教訓を忘れず、次はカバー+ビニール袋で完全にパックを覆うことができましたが、出し入れとセッティングがメンドクサイです。利便性と防水性を両立させるために高くとも、防水素材を用いたサイドバックを購入しました。適切に閉じれば中の荷物が濡れる心配はありません。バックが汚れたら水を掛けてふき取るだけでOKです。

多くの荷物をいれるパニアバックはかならず、防水素材のものをお勧めします。

カッパ(レインウェア)は軽量でゴアテックス系のものを。

雨から守るは荷物だけではありません。自分の体も雨から守らなくてはいけません。夏の日でも雨に打たれているとかなり冷えます。そこで大体の人はカッパを思い浮かべますが、このカッパも選び方があります。

私の最初の自転車旅では作業着のようなごつい、中に網目があり、重量も上下合わせて1kg近くにもなるカッパを使っていました。防水性は確かなものでしたが、1kgもあれば荷物としてもかなり重いほうです。

さらにカッパの素材は外の雨だけでなく、内側の水分、つまり自分の体から出た蒸気もカットするほどの防水性をもっています。サイクリングでは運動をしているため、カッパの密封性により汗でびちょびちょになりました。

外の雨には濡れていないのに、自分の汗でびちょぬれになる。という謎な結果になります。数千円で売られている自転車用のカッパは自転車旅のような長距離、スポーティーな状況には合いません。そこで雨は通さず、内側の蒸気は逃すという素材を用いているものが良いです。

そしてダボダボしているカッパよりも、体にぴっちりとして、できるだけ伸縮性があるものがよいです。ダボダボだと、ペダルを回す際にカサカサ音がしたり、擦れたりします。

私はあいかわらずモンベルの「スーパーストレッチ サイクルレイン」というカッパを使用しています。

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ドライテックという雨は防ぎつつも、内部の蒸気を逃し、伸縮性に優れた素材を使用しています。雨がコロコロと転がっていく様をみると、かなりの撥水性を持っています。伸縮性もいいのでペダリングの時にストレスになりません。重量は上下合わせて約500gほどな上に、コンパクトに畳めるのでかなり満足しています。

このレインウェアは1万はしましたが雨の日にずっと走るのであれば、汗は逃し、しっかり伸びるレインウェアは必須です。

雨の日は速乾タオルがあるとスゴイ便利

速乾タオルは名のごとく、スグに乾く素材で出来たタオルの事です。濡れたものや体はタオルなどで拭きますが、水を吸ったタオルをどうするかも意外と悩みます。

水を吸った分、重くなりさらには濡れたままでは匂います。そのときサッと拭けて、乾燥しやすい素材であれば何枚もタオルを持っていく必要性も、ジメジメで悩む必要もありません。

  • 雨の中走り、店に入る前にバックやヘルメットを拭きたい!
  • テントに着いた結露を拭き取りたい!

など雨の日以外にも体を拭いたり、物を拭くときに便利なので速乾タオルはあるといいです。

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テントや自転車、靴の雨対策

ここまでは主に「走る過程で雨の場合に必要な装備」について述べました。そして走るとき以外にも、キャンプをする時に雨だったり、雨の中走った自転車をどうするか、など

  • キャンプ時の雨対策とよい野宿場所
  • 雨の中走った自転車の対処

について同じく経験を踏まえて解説していきます。

自転車旅キャンプの雨対策

テントに雨は受けさせないこと

テントは雨風から体を守ってくれますが、実はそれほど万能ではありません。一晩中雨に打たれると内部に結露がでてきたり、側面・床から水が浸みてくることがありますテントは雨に弱く、長い時間水に触れるような状況は避けた方が賢明です。

そのため雨の日にテント泊をせざるを得ない時は

  • 公園の東屋(あずまや)、建物の軒下など屋根がある場所の下に張る。
  • どうしても屋根が無い場合、木でおおわれている場所。
  • タープを購入して、タープに雨を受けさせる。

上記の場所にテントをはるか、タープを張って屋根をつくりましょう。タープは雨や日差しを避けるための広い布のことです。

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私は雨の日でキャンプをせざるを得ない時はだいたい公園の東屋で張っていました。テントがびちゃびちゃになることはありませんでしたが、横雨に打たれて少し浸水したりしました。雨に濡れたくない荷物はビニールなどに包んでおくと良いです。まあお金に余裕があれば雨の日は宿に泊まった方がいいです。

自転車は軽く拭き取って、出来たら注油

雨の中でサイクリングをするのは正直アホです笑。パーツに水が触れると錆びの原因になるので、雨の日に走った後にはウエスでせめて水分は拭き取っておくといいです。

そしてブレーキシューの確認をしましょう。雨の日はブレーキシューの摩耗が激しく、一気にシューが削れることがあります。また道路から巻き上げた汚れでリアが真っ黒になり、ブレーキが利きにくくなります。雨の日を走った後にはシューのチェックと、リアを拭いておくとブレーキシューが節約できます。

そして出来ればチェーンの洗浄を行うとベストです。自転車旅中では洗浄具を持っていくのは大変なので、せめてウエスとコンパクトなオイルを持ってきて、水分を拭き取り注油をして置くと次の日の走りが違います。

雨の日は出来るだけ避けよう..

雨の日は自転車も荷物も汚れます。とくにチェーンは次の日、ガリガリと音が鳴るぐらい油が抜けて、汚れます。雨の日は避けるのがベストですが、走らざるを得ない時はあります。その時は最初の「パニアバック類の防水」「レインウェア」はケチらずに良い防水仕様のものを買った方が絶対に後悔しません!!

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