自転車で北海道一周でするのに必要なことまとめ

北海道を自転車で一周するっために必要な情報まとめ 北海道一周編

北海道はライダー・チャリダー達の聖地とも言われています。とてつもなく広く、自然が豊かで、地平線の先まで平野と道路の風景に心を打たれる人が多いです。そこで

「自転車で北海道を回ってみたい!」と思う人もいるいでしょう。私は大学3年だった2017年の夏休みに21日かけて北海道を外周2200㎞を自転車で一周しました。「北海道一周編」に日単位で細かく書いてありますが、今回のこの記事ではどちらかというと

  • 費用を安く押さえるテクニック
  • 宿泊、道路に関する情報
  • オススメで行くべき場所

を中心にお伝えします!

北海道一周の概略

細かいことを話す前に私が行ったルート、時期を書いておきます。あなたが行こうと思っている時期・場所と照らし合わせる判断材料にしてください。

ルート

ルートはこんな感じです。

文字通りの一周です。海岸線を通っていきました。このマップでは根室によってますが、大学の講義の関係で根室はハショったので、実際にはいっていません。↑のルートの総距離は2200kmです。東京⇄大阪4往復半ぐらいです。

スタート地点は苫小牧、そこから左回りで行きました。

行った時期

私が北海道一周をしたのは2017年の8/18~9/15日です。北海道でも真昼は暑いですが、真夏日に35℃を越えるような猛暑日はありませんでした。夜になれば涼しくなり、寝苦しい日は殆どありません。しかし8月下旬になると朝夕の冷え込みが強くなりました。今回の記事では

「8月後半に北海道一周するための装備やテクニック」を書いていきます。

週ごとに到達地点をまとめるとこんな感じです。

場所
8/18スタート苫小牧
8/23 苫小牧~長万部、函館、積丹
8/24札幌到着
8/31稚内到着
9/5知床到着
9/10えりも到着
9/14苫小牧に到着!

出費(ざっくり)

22日でかかった諸所の費用とその内訳をざっくりとまとめました。

食費

約4万円

1日当たり1500~2000円ほどです。自転車で回るのはやっぱり腹がすくので、食費が高くなりがちです。ですが北海道の食べ物は美味しいので、あまりケチらずにいいものを食べるといいです。

朝・夕は自炊、昼は食堂で食べるというサイクルでした。

宿泊費

宿泊:約1.5万
銭湯:約1万
洗濯:約4千

ドミトリー・ネカフェが1泊2000円×6、有料キャンプ500~800円×3、残りは無料キャンプ場・野宿・無料宿泊所でした。キャンプ中心にすれば宿泊費はかなり抑えられます。有料であっても500~800円ほどなので、施設が整った有料キャンプ場に行くのをお勧めします

お風呂はキャンプ場に行く前に町、道の駅などで見つけた銭湯に入っています。21日毎日風呂には入れるように大体の町には銭湯があります。1回あたり500~900円ほどです。

コインランドリーはどの町にあるとも限らず、中くらいの町ぐらいでないとありません。ただ3日で回せる衣類の量があれば問題ないです。1回あたり洗濯と乾燥あわせて900円ほどです。1時間ほどかかるので時間を潰す工夫をしておくといいですよ。

移動費

行き:大洗~苫小牧 1万2千円
帰り:苫小牧~仙台 9千円

主に本州から北海道への移動はフェリーを使いました。関東住みは大洗から出ている、三井商船フェリーでいくライダー・チャリダーが多いと思います。最近は北海道行きの格安航空券が、片道1万~から得られるようなので、時間が少ない人は飛行機を利用するのがいいと思います。

一周用の北海道ざっくり地理

私が通ったルートとその上での主要都市をマップしました。距離はかなりざっくりとしてます。大体主要都市は150~300㎞ぐらい離れています。自転車旅では距離が計画を立てる上で重要になるので、この図を参考にして以下の内容を読むといいです。

私は一日100kmのペースで進むので、「1日分=100km間」と換算してください。

おすすめ装備

キャンプ用品系:テント・寝袋

私が北海道を一周する上ではキャンプが欠かせませんでした。キャンプが好きなのもありますが、何よりも宿泊費を押さえるためにもキャンプ用品は必須です。他にも小さい町にはネカフェはもちろん、民宿があるのかも怪しいのでどこでも泊まれるように、キャンプ用品を持っていくことをお勧めします。

8月中旬~後半であればテント・寝袋は夏用でも十分です。しかし9月に入ると、山・道北あたりは朝夕が寒くなり、真夜中になると8℃ぐらいになるときもあります。

私は「ダウンハガー#3」というモンベルの寝袋を持っていきました。3℃でも快適に眠れ、リミットが-2℃あたりの寝袋です。8月中旬はファスナーを空けて掛け布団のように、寒くなってきたらファスナーを閉じてマミー状態で寝ると丁度良かったです。

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充電系:モバイルバッテリー・ソーラー

野宿やキャンプでは充電の問題が出てきます。そのためソーラーを買う人がいるかもしれませんが、私的には「20000mAhくらいのバッテリー」があれば大丈夫です。私もソーラーを買ったことありますが、走りながら充電しても1時間で5%しか溜らなかったり、バッテリーがおかしくなったりしたのでオススメしません

私はAUKEYの20000mAhのモバイルバッテリーを使っています。大体のスマホのバッテリーは2500~4000mAhぐらいなので10回分ぐらいはカバーできます。実際のところ、7日間野宿した期間もありましたが無事にスマホの電池が切れることなく過ごせました

衣服系:下着・インナー・上着

下着・インナー類は4着(着ているもの+3日分)を持っていきました。上記の地図の赤点の場所にはコインランドリーがあったので最低4着あれば、毎日フレッシュな服を着れます。8月中旬真昼は半そで1枚でも十分です。3日ごとに洗濯をする感じですね。

しかし朝夕は涼しい~冷える感じだったので、寝る時や簡単な調整用の長袖を2着、防寒用のジャージを1枚を持っていきました。

防寒用手袋やネックウォーマーなどは8月中旬~9月中旬であれば、平野部の昼間の移動に関しては不要です。

整備系:チェーンクリーナー

これは持っていく・行かない人が分かれます。私は3日ぐらいたったらチェーンなどを洗う人なので、このような簡単にチェーンを洗える道具を持っていきます。

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中性洗剤を混ぜてチェーンの汚れを取り、乾燥させてオイルをさせます。もしあなたが旅中でも整備をする人であれば↑のようなチェーン自動クリーナーと、180mL程の小さなオイルを持っていくと良いでしょう。400㎞も走ればチェーンは真っ黒になります。走りにも大きく影響しますし、トラブルの元にもなるので1000km以上あれば、コンパクトな整備具を持っていくといいですよ。

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北海度の道路事情

北海度の道路は本州に比べて広く、快適です。地平線にずっとつづく道路や、美しい海岸線はもあります。しかし部分的に、気を付けないといけない場所があったので解説しておきます。

黄色:気を付ける道路
緑色:おすすめの絶景道路

気を付ける道路

番号区間道路詳細
室蘭~長万部山道、峠を3つ超え、傾斜キツメ。少し道路幅が狭い。交通量多。
森~函館山道、狭い、路側帯狭い。交通量多。
3木古内~松前山道、民家・施設殆どなし。交通量かなり少。
4小樽付近坂道多い。交通量かなり多。道幅狭い。
5札幌交通量かなり多。油断大敵。道幅、路側帯は意外と広め。
6滝川~留萌 山道、民家・施設殆どなし。交通量中。
7網走付近なだらかな坂道が続く。 交通量多。
8知床横断道路熊の出没率比較的高め。公式サイトを要参照。道路は広い。山道。
9中標津一帯上起が激しい。農業用トラックの往来多。道路は広い。牧草が舞う。
10釧路~浦幌山道、道幅狭い、路側狭い、トンネル狭い、交通量多。

2017年時点の情報。道路工事などで状況が変わっているかもしれない点に注意。

絶対いけ!オススメ道路

1:国道229号、神恵内~積丹

積丹ブルーと言われるほどの青い海、心地良い風、道路も広い。快晴の時に行くのがベスト!神威岬にも通じている。

2:国道12号、日本一長い直線道路

札幌~滝川には「日本一の直線道路」があります。その長さは約30km。路側帯が広いので安全に移動できます!

3:道道106号、オロロンライン

天塩から稚内の70kmの道路。ほぼまっすぐな上、信号はない。平野をつっきる地平線の先まで続く道路は絶景だ。多くのライダー・チャリダーが最高とつぶやくほど。

4:道道950号、野付風連公園線

標津町からちょこっと出ている、砂嘴が野付半島。170m程しかなく、両側に海がみれる。野付半島から見る夕日、標津町の夜景がいい。ナラワラ・トドワラという枯れたナラ、トドの林がある。枯木の跡が日本とは思えない、荒涼とした風景を生み出している。有名な観光地だ。

他に良い道路をめぐるなら

他にも、知床道路や農村地帯のカントリーロードや、奇岩が並ぶ場所など、絶景が並ぶ道路が北海道には沢山あります。Google Mapだけでは細かい情報を知れないので、マップルやツーリングマップを買っておくと計画も立てやすくなります。

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北海道サイクリングでの鉄則

北海道はそのデカさ故に本州とは違った注意点があります。実際に北海道を自転車で回った時に気を付けておいた方がいいな、と思ったことをまとめておきます。

1:コンビニは24時間でない

札幌、函館、帯広など大きな都市では24時間の場所が多いですが、江差、積丹、羅臼あたりの小さめの町ではコンビニ(セイコーマート)はありますが、24時間ではなく「6~23時開店」という風に時間が決まっています。他にも留萌では牛丼屋が24時間ではなかったり、本州では24時間営業をしている店が、北海道ではそうでないこともあります。

2:コンビニ、トイレは行ける時に行く

「次のコンビニで休憩とろ♪」と思ったら次のコンビニが15㎞先だった…なんてことも普通にあります。先述の様に数㎞走ればコンビニや何らかの店がある本州とは違って、数十km町もなく道しかないという区間もあります。

トイレやコンビニでの補充はあったら行く膀胱を常に空にして置くことをお勧めします。

3:地方の宿は高め

これは日本の宿あるあるなのですが、ドミトリーのような相部屋で安い宿が北海道の地方には少ないです。民宿で最低でも5000円は払わないと1泊できません。連泊するとなると宿泊費だけでも万レベルで吹き飛びます。「貧乏学生でお金がない!」という場合はキャンプ用品を買ってみたりして、宿泊費を安く押さえることを念頭に置いた計画を立てるといいです。

4:熊の情報は押さえておく

北海道のサイクリングの話をすると150%の確率で熊の事を聞かれます。私の北海道一周では、熊に一度も会いませんでした。鹿には会いましたけど。しかし、登山をしたり道内の方に行く場合は事前に情報を集めておくことをお勧めします。

キャンプ場によってはキャンパーに熊対策を求めている場所もあるので、キャンプ場の注意事項や最低限の熊の生態や目撃情報は押さえていきましょう。

5:農地に勝手に入ってはいけない

広い平野の景色、牧場・田畑の景色に感動するでしょう。しかし「いい写真を撮りたい」「開いた土地だったからキャンプしよ」「牛と触れ合いたい!」と思って農地や牧場に許可なく立ち入ってはいけません。

農地では防疫(家畜や作物の伝染病を防ぐこと)のため外部者の立ち入りを禁止しています。実際に勝手に農地に入る旅行者のせいで、ある有名な木を伐採せざるをえなかったリ、作物が伝染病にやられてしまった農家さんもいます。

6:準備資金は多めに

旅先でのトラブルは誰も避けたいことですが、トラブルのせいで撤退する場合もあるでしょう。北海道の鉄道は場所が大きく限られているので、輪行で帰れる場所も限られます。一番は空港を利用する方法が良いです。ですが資金不足で「本州に帰れなーい!(自転車を残せば別だけど)」ということになりかねないように。ATMもコンビニがどこにでもないので、スグに引き出せるとは限りません。

トラブルが起きたら少し出費がでても帰れるほどの資金を蓄えておくといいです。

7:無料宿泊所・キャンプ場を使う

北海道は無料宿泊所、キャンプ場が多いので宿泊費を節約できます。実際に使う際の予約は要りませんが、宿泊者名簿を書く必要があります。無料宿泊所があるのも、北海道にツーリングに来る人が多いからです。一方で最近はマナーの悪化で閉鎖する無料宿泊所やキャンプ場もあるので、節度を持って利用しましょう。

よい北海道自転車旅を!

私は3週間ほどかけて北海道を一周しました。しかし北海道を一周するだけでなく、縦断したり、横断したり、ある一定の地域を回るのも一つの楽しみです。ただし本州での旅のスタイルと大きく変わる部分が多いので、今回情報をまとめました。

もしコメントをしていただければ出来る限り質問に答えますので、ぜひコメントをしてください。

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