荷物を積んでも快適に走るために
荷物で重い自転車、
こんな坂道で苦労した
ことありませんか?
きっと
ビンディングペダルが
助けてくれますよ。
自転車やツーリングでも
ビンディングは絶対に
すべきだと思います。
こんにちは
Juneです。
今回の記事はペダル
について詳しく
話そうと思います。
ペダルは自分の足の力を
チェーンを通じて
後輪を回転させ
自転車を推進させます。
いわばエンジンの
ピストンに当たる
部分です。
速くそして快適に
長距離を走るためには
この駆動部分の機材や
ペダリング技術の
向上が欠かせません。
自転車旅はお気楽な
サイクリングですが、
目的地に行くために
ヒルクライムが必要
であったり、
数十kgの荷物を1日
かけて100㎞走るとなると
快適な旅にはペダル周囲の
カスタマイズや
ペダリング技術の向上が
必要となります。
荷物の重量と坂道が膝を殺す
自転車旅の特徴は
荷物を多く積むことです。
そのため自転車全体の
重量が大きくなります。
何も載せていない
スポーツバイクが10㎏
あたりとして荷物を
フルに乗せると
15~25㎏はいくことに
なります。
ヒルクライマーたちは
自分の体重と機材の
軽量化を徹底しているのに
チャリダーどもは荷物を
載せてしまうのですから
ヒルクライムは当然
きつくなり、
平地の巡航速度も
下がってしまいます。
長時間の負担の大きい
ペダリングはかえって
膝にダメージを与えて
しまします。
私もかつて上高地に
行った時に普通のペダルで
行ったため膝を痛めてしまい
途中離脱を考えました。
膝の負担、
坂道の登りやすさ
そして
普通の何でもない
道は素早く走れるように
ペダルを意識し始めました。
色々試した結果、
最終的にSHIMANO
SPDというペダルに
落ち着きました。
ビンディングは↑のように
シューズに「クリート」と
呼ばれる金具が付いています。
このクリートをペダル側の
金具にはめることで
ペダルと足が固定
されます。
ペダルと足が固定
されることで
踏み込む力だけでなく
引く力も利用できます。
ペダリング効率がかなり
上がり、またペダリングの
仕方も変わるようになります。
普通のペダルでは
左右の足を押し込むことで
推進して行きます。
踏み込む感じなので
長時間行うと膝が痛く
なってきます。
ビンディングにすれば
足全体を使って回転
させるようにペダルを
回すようになり、
足全体で負担をカバーでき
膝への負担が減ります。
美脚にもなりますよ。
ビンディングシューズって怖くない?
しかしビンディング化で
一番懸念されているのは
足とペダルが固定される事
への恐怖感です。
ですがそれは外し方を
知ればすぐに取り去る
ことができます。
↑のようにシューズを
①
つま先を軸にして
かかとを自転車に対して
外側にひねって、
②
「パチン」という音がすれば
クリートが外れています。
捻っても金具は
壊れないのでご安心を。
余りにも外れないと思ったら
クリートの固定の強さを
調整しましょう。
そしてビンディング初心者は
まずは両側に壁を置いたり
手すりがある場所で
付け・外しの練習を
しましょう。
公道で扱う時は必ず
前を見ましょう!
トーククリップペダルは微妙
ビンディングペダルの
他にトークリップ、もしくは
トゥークリップペダルという
完全に固定しないで
足を引っ掛けるペダルが
あります。↓
シューズを覆うかご
みたいなものを取り付け、
そこにシューズを入れます。
そしてロープを
少し締めればつま先が
固定されます。
ない場合に比べれば
引き足を使うことは
できます。
このトークリップの
メリットとしては大体の
靴でも行けるということです。
ロープを調節すれば
革靴だっていけます。
私も上高地から
帰ってきた時はまず
このトークリップを
試しました。
今はいている靴でも
引き足を使えるという
のは大きかったですが
京都編、台湾編で
箱根、鈴鹿、台湾の山では
さほど恩恵は感じませんでした。
頑張って引き足を使おうと
すると足がペダルから
外れてしまうのです。
完全に固定されていない
ためペダリング効率は
さほど上がりません。
またビンディングは足を
捻ればすぐに外せるのに
対して
トークリップは完全に
がっちりとホールドされ
ているのでスグに抜けない
という点では危険です。
自転車旅にはどんなビンディングがいい?
自転車旅は荷物を積んで
しまうので
シューズ分の
軽量化を意識しても荷物の
重さで相殺されてしまいます。
なので高価で軽量にこだわる
必要は特にないと思います。
特に考慮すべきなのが
「歩きやすさ」です。
自転車”旅”となるので、
時には自転車から降りて
町を散策したり、観光したり
することもあります。
時にはキャンプでサイトを
移動することもあるので
「歩きやすさ」は重要です。
わざわざ歩行用の靴を
持っていくのは大変なので
普段靴としても扱える
歩きやすいものがベストです。
走るときは走って、
歩くときは歩く、
その場合はレース志向で
ない初心者むけの
ビンディングのタイプと
シューズがお勧めです。
その場合は
SHIMANO SPDと呼ばれる
タイプのビンディングと
それに対応するシューズを
買うといいです。
SPDはこのような↓
クリートをしていて
脱着が楽でそして
歩きやすいのが特徴です。
正面だけでは
分かりにくいので
横からの視点を
載せておきます。
↑このようにクボミの
中にクリートがあって、
↑床(地面)と接しても
クリートが邪魔しません。
↓真横から見ても
クボミにクリートが収まる。
↓はSPDの違うバージョン
SPD-SLというタイプの
クリートです。
SPDと違ってクボミがなくて
出っ張っているのが
特徴です。
SPDとSPD-SLを
床に接したときを
模式的に図に書くと
こんな感じ↓
底のくぼみがないので
SPD-SLで歩くときは
重心が後ろ気味に
なります。
そしてクリート自身が
滑りやすいので、ぬれた
路面やコンビニの床の様に
ツルツルした路面で滑ります。
しかし、設計上
SPD-SLはしっかりと固定され
SPDよりも確かなペダリング
効率をだせます。
自転車に乗るのがメインで
観光で歩くことが少ない
場合はSPD-SLをおすすめ
します。
しかし、自転車旅のように
時には町を歩いたり
キャンプサイトを歩く様に
普段靴として使うなら
断然にSPDをおすすめします。
おすすめSPDシューズとペダル
SPD-T400 CLICK’R
クリッカータイプの
SPDペダルです。
反射板付きで
両面に金具がついていて
そして他のSPDペダルと
比べて脱着しやすいです。
ごつめな分、他のペダルと
比べて重めですが
初心者にも扱いやすく
普段のシューズでも金具の
食い込みはあるものの
走れなくはないです。
PD-ED500
もうちょっと
スタイリッシュで軽めが
いいのであればこちら。
上の約507gのT400と比べて
シュッとしたデザインで
450gと軽めです。
値段も3500円と
安価なのでまずSPDを
試してみたい人にも
おすすめです。
PD-A520
5000円近くになりますが
金具が両面についていた
PD-ED500,T400と
違って
金具を片面にすることで
軽量化を図ったSPD
ペダルです。
片面がフラットなので
普段靴はフラットを使い、
サイクリングには金具の
方を使う。
そして軽量化を少しでも
考えたい人はいいかも
しれません。
SH-CT80GO
今回の画像にも出てきた
SPD対応のシューズです。
私も使っています。
外しやすく、歩きやすい
初心者には一番おすすめ
なシューズです。
GIRO RUMBLE
SPD対応シューズであり
歩行性も抜群。
CT80GOやCT500と比べて
歩きやすいです。
1日観光で歩く日が多めの
人が多い場合には
おすすめです。
SH-CT500
見た目が完全にスニーカー
もちろんSPD対応
シューズです。
内側に押し込み時の力を
伝えやすくするために
プレートが入っています。
カジュアルな見た目、
若干の走りやすさを
重視するのであれば
CT500がいいです。
SH-SD500G
サンダルタイプのSPD
シューズもあります。
夏の日にはシューズないが
蒸れたりしますし
雨の日に走ると乾くのに
時間がかかります。
雨の日、夏の日には
使えます。
しかし日本の場合は
ワンシーズンしか
使えないと思います。
東南アジアの自転車旅とか
常夏で湿潤な地域をはしる
時に使えるかも。
ビンディングにして快適な自転車旅を!
以上がビンディング化の
内容になります。
予算としては1万あれば
ビンディング化が出来て、
初心者向けの装備でも
坂道やロングライドが
非常に楽になります。
旅先で膝を痛めたり
午後のロングライドが
辛いなと思ったら
ぜひ買ってみましょう!
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