東海道キョウト旅行記 3日目 一難去ってまた一難

目が覚める。今日は太陽の光りではなく、目覚ましの音で目が覚めた。ネットカフェの奥の部屋なので太陽の光が差さない。でも、野宿とは違い安心して寝ることができ、風呂のおかけで疲れが取れた。出発準備、お店の人にお礼を言って、外に出る。

太陽が差さないというよりも、5時だったのでまだ日が昇っていなかった(笑)。空を見るとかすかに星が見えた。「夜明け前が一番暗い」昨日の苦難を乗り越えて、今日は晴れ!気持ちよく漕ごう!近くにあったガストで朝ご飯を食べる。こうゆうときの24時間営業というのはとてもありがたい。横浜にいる時は、24時間営業なんてやめた方がいい、とか思うこともあるが実際に使ってみたり、それしか利用できない状況下の場合はとても「需要」のあるものだと感じた。(「需要」と書くよりありがたみ」の方が適切か)

今日は浜松から渥美半島の最西端までゆき、伊勢湾フェリー:鳥羽行きに乗る。鳥羽から伊勢に向かい、お伊勢参りをした後に松坂に向かう。渥美半島をわたるだけでも70kmもあり大変だ。6時に浜松に出て11時には最西端の伊良湖につき、フェリーに乗りたい。昨日とは違い晴れの浜松

浜名湖にかかる橋から眺める日の出の景色は美しい。昨日の雨が嘘のようだ。今日は予報通り晴れの日なので、きのうより楽しくいける…..であろう。心配そうに書いたのは、いつもより風が強かったから。浜松風邪強いなーぐらいしかこの時は思っていなかった。国道257号、301号にそって西へ行く。数キロ先で国道42号と合流するので、42号に乗り換え、伊良湖までずっとその道を行くことにした。

南側が段丘であり、42号はその台地上を走っている。そして今日は異様に風が強い。西風がかなり吹き荒れている。向かい風….まったく進まない!がんばって漕いでも時速20kmであり、平均時速10~15kmであった。なんでこんなに風が強いの!?途中で寄ったコンビニの店員さんに聞くと、「このへんは風が毎日吹きますけど、今日はかなり強いですね~」
まじか…今日は晴れたからかなり進めると思ったが、この風では伊良湖につくのは遅くなりそう。雨とは異なるサイクリングの敵、向かい風。。。さらに、国道42号こと表浜街道はアップダウンが多く、微妙な登り坂もあるのも、平均速度が下がってしまう原因であろう。風景は田畑が広がり、地平線先へ伸びる道路は「カントリーロード」を彷彿させるような感じであった。これで風がなければいいのになぁ…!11時頃になりようやく、40km地点に到着!これは12時すぎの13時ごろにフェリー乗り場につきそう…50分ごとの便なので、12:40か
13:30に間に合わなければならない。急いで漕ぐもなかなか前に進まない。伊勢神宮よることも考えると、松坂に行けない可能性が高くなってきた..

12:50
40分の便は出発してしまった。しかし、このとき伊良湖まで5km!なんとしても13時の便には待に合わせる!
42号からフェリー乗り場に行くときには、ちょっとした山を通る。そして伊良湖に到着!!


太平洋!すごい!めちゃ綺麗。隠れ家的ビーチって感じがする。しかし、この時13:00なので急いで乗り場へ行く。どうにか受付を間に合わせることができた。自転車料金と運賃合わせて、4120円(ちと高いなぁ)ちなみに自転車は輪行袋に入れれば、手荷物として持ち込めて安くできる。私は荷物があり、分解するの面倒くさかったので、そのままにした。15分後に出発!いやーー船に乗ったがまだ風が強い!船外に出ると強風が吹いていた。

55分間の船旅・・・鳥羽につくのは14:25。高確率で松坂には行けない。伊勢神宮は行ってみたいところ、(2016年は20才になった年なので、お伊勢参りも兼ねていた。)だったのでパスしたくはない。仕方ないのでちょっと急ぎ目に参拝することにしよう。

14:30
鳥羽に上陸。いそいで伊勢神宮へ急ぐ。時間がないと観光に割く時間が無くなってしまうのが悔しい。すこし道を外れたりして、伊勢神宮に15時に到着!


自転車は駐輪場、荷物はコインロッカーに預けた。人が多い!外国人も多い。時間も迫っているので中に入る。

久々に文化財に触れることができた。おかげで私の文化ポイントが上がった!横浜に来てからはビルとか現代的なものばかりに囲まれていったので忘れていたが、かつての日本の文化や建築様式に触れることができて、新鮮な気分だった。やっぱりテレビやパソコンの画像だけじゃなくて、実際にその場に行くことも旅のいい所なんだとおもった。そこに苦労が重なると印象深いものや、一味違った感覚を得られる気がした。もう少し長く居たかったが、時間が迫っているので、40分で去る。交通安全のお守りを買っといた。

伊勢神宮から三重県道37号を北上する。しかし、すでに時刻は16時を回っていた。さらに風が強くなかなか早く進めない。次第に暗くなり、あたりで寝れそうな場所を探す。とりあえず公園を発見したのでそこで寝る。かなり広い公園であり、東屋、トイレ、水道さらには自販機もあった。今日は風が強い日であった。風の影響は自炊にも影響した。風に吹かれて、アルコールストーブがなかなか本燃焼にならない。風よけをつくり、何とか燃焼開始。しかし突風により勢いよく燃えて、数十センチまでの火柱が発生!開けたコンクリートの上だったので、なにも燃えずに済んだが、危なかった。強風下での火の取り扱いには気を付けなければ… 今日は自炊できそうにないので、予備食のパンで我慢することにした。

東屋の下にテントを張る。こちらも風のせいで吹っ飛びそうになる。床がコンクリートなので、ペグが使えない。テントの四隅に荷物をおき、何とか対処。とりあえず床には着けそうだ。着替えや歯磨きなどを終えて、寝始める。寝袋の保温が有能なので、今日は掛け布団のようにして寝る(一昨日の教訓)。テントに入る前、ちょっと空を見上げてみた。風が強かったが、おかげで雲が一つもなかった。星の数は多くはないけれど「もう三重県なのか」とふと思った。横浜からもう3日。距離は上高地編を超えている。明日は早めに起きて、京都に向かう。伊賀を通っていくので、最後の難関、鈴鹿山脈を越える。明日で京都か…毎日100km、4日自転車こげば着いてしまうか。サイクリング中は長い道中に思えるが、こう振り返ると日本はやっぱり小さいのかもしれない。早いので寝よう。。。

 

 

午前1時ごろ

 

 

 

「こんばんわーすみません!」

私「えぇ!?」
すごい焦った。誰かが確かに私に声をかけてきた。声からして男性だった。やばい!何者だ!?とっさに身構えて、慎重にテントを開ける。すると….

警備員であった….
なんだーほっとした。あ、でももしかしたら追い出されるかもしれない!?

私「あー、すみません。ちょっと自転車で旅をしている者です。宿泊施設が見つからなくて、ここで寝させてもらってます。」
警「そうですか。あまりここは寝るような場所ではないんですけどね。」
私「すみません。やっぱりここで寝てしまうのはダメですか?」
警「別に…ダメではないですね。ですが最近少しこの辺が物騒なので、警備しています。」
私「そうなんですか…..とりあえずここは早めに撤収します。」
警「お気をつけて」

….めっちゃびっくりした。では寝る。

 

いちいいちい

About

自転車旅が大好きな学生です。日本の色々なところや、海外にも自転車旅しに行ったりします。そこでの出来事、風景、ノウハウを紹介したいと思います。2019年には世界一周しに行きます!

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