北海道一周編その9 北へ行く

お布団が暖かい。最近、朝夕の気温が下がってきている。でもキャンプできないほどではなく、テント、マット、今の寝袋なら十分に対処できる寒さ。しかし、外で自炊したりするのには肌寒い。久々の宿のベットは格別だ。普段の生活では味わえない、お布団のありがたみだ。宿に泊まると高確率で遅起きになってしまうのだが、今日はちゃんと起きることが出来た。札幌を出て、今日は滝川町へ向かう。

 

 北海道編の記事を書いていると、1日ごとにまとめるのが予想以上に大変であった。当初はリアルタイムで書くとかいっていたが、この記事を書いているのは、なんやかんやでもう12月になろうとしている。北海道からもどり2か月は経とうとしている。さすがに早く書き終えなければ!なのでこの日以降の記事は数日分をまとめて書く予定です。といっても内容を肉薄するわけではないです。1日ごとにすると、なぜかその日の事をかなり細かく書こうとして、時間を喰ってしまうので、このようにしてまとめます。印象深い1日は1記事にしたりします。

 

 今回は札幌→北竜→羽幌までの2日間を書きます!

ベットから出て、荷物をまとめ、朝ご飯(カレー飯)を食べて出発する。出発する前に宿のオーナーが、ウイダーをくれた!チャリダーは泊まるともらえるそうだ。そして記念に写真を撮ってもらった。札幌にはまた行きそうな気がする。というか行く。その時また会えたら嬉しいな。

12号を伝い、江別市へ向かう。都会だけあって交通量が多い。しかし、江別市に向かうにつれ田んぼが増え始め、交通量も落ち着いてきた。そしてこんな看板を発見。

お!おお!やっぱり北海道は広いな(笑)!4万kmかーー。
(デザイン時の単位ミスではない。江別を出て地球一周するとまた江別に戻ってくるというシャレ)

路側が広いので助かる

田畑も増えてきた

 江別市を過ぎて、美唄にはいると日本一長い直線道路(約30km、地図のピンク色ライン)がある。路側も広く、信号も少なめのためスピードが出せる。

走り出す!
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長すぎる!ずっとこんな感じだ。

30kmも直線は飽きてくる。でも来年の世界一周もこんな道路が出てくるであろう。スピードが出せたので1時間ちょっとで走り終えた。ちょうど昼が近かったので、定食屋さんで食事をする。

 

滝川市で食事をして、石狩川をわたり留萌方面に向かう。食休み中に北竜に無料キャンプ場と、温泉付きの道の駅があることが分かったので、今日は北竜に移動する。夜に雨が降るのが心配だな…

 

北竜に向かう間にチャリダーを何組か見かけた。女性チャリダーもいた!対向車線とのチャリダーとすれ違うと、その先(自分が来た道)をどう行くのか気になる。できたら来た道の情報を与え、逆にこれから私が行く道についての情報も欲しい。そんな旅人同士の交流ももっとしたい。休憩を挟みながら北竜に入り、道の駅に到着。

 

まちの看板にもひまわりが描かれているように、ひまわりで有名らしい。あいにくの天気で咲き誇るひまわり畑は見れなかったが、温泉(道の駅)にはひまわりの種ソフトクリームや、ひまわりオイル風呂といったものもあった。

 風呂に入り、そして5kmほどこいでキャンプ場に向かう。無料のキャンプ場だが、東屋、水道、炊事場、トイレがある。結構クオリティは高い。夜中に雨が降るので東屋の下にした。準備しているともう一人、チャリダーが来た。よく見ると私が最初に買ったサイドバックと同じものを装備していた。親近感がわく。話かけて聞いてみると、最近自転車旅を始めたそうだ。クロスバイクで札幌から稚内を目指しているようだ。たぶんそのうち北海道一周とか、本州までいくだろう。チャリダーが増えて嬉しい。水道があったので、ペンネと野菜炒めを作った。もっとたくさん作りたいがここは我慢。。

 

 MSRの灯油残量が少なくなってきた。しかし、灯油での点火はむずかしい。青炎がなかなかできない。おかげで煤が半端ない。器具の掃除が大変なので、灯油が無くなったらガソリンでやってみよう。やっぱり沸点と引火点が高いせいだと思う。プレヒートを十分にしないと青炎がでないのであろう。

 

雨の対策をして、寝る。1日目は終了……

 

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2日目

 

午前3時ごろ雨音で一度、目を覚ました。よくみると、テントの端が浸水している!外に出ると強い雨が降っていた。端が水たまりに接していた。高い場所の水が流れてきているようだ。このままではテントがやられてしまうので、東屋内のでも盛り上がっている場所があり、そこに避難。何とかなりそう。雨もこの時がピークだったそうで、次第に弱くなってきた。テントは一部濡れてしまったが、また寝ることにした。

 

午前6時ごろ、アラームで….うん、アラームで目が覚めた。スマホのアラームではない。防災無線のアラームである。国民保護サイレンというやつか、あの低い不気味なサイレンがあたりに響いた。この日は2017年8月29日。北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、襟裳岬上空を通過したのち、1000km先海上に落下した日である!

 

何もできずにうろうろしていると、防災無線は鳴らなくなった。一体なんだったんだ….すぐにニュースが流れ、どうやら襟裳岬から1000km先に落下したという。しかし、有事にならなくて助かった。

 

とにかく何が起きたか分からなかった。何か言葉で放送していたがうまく聞き取れない。スマホもSIMフリーなのため、警報情報が速報で来てくれない。ラインニュースの速報でミサイル発射の情報をようやく得た。

 

もう一人のチャリダーもサイレンで目覚めたそうだ。もし戦争が始まったら旅どころではなくなってしまうので、平時であるのはありがたい。来年の世界一周も北朝鮮が何かやらかすと、影響が出てくるかもしれない。ほんとにやめてほしい。

 

なんやかんやで、荷物をまとめる。テントが濡れていたので、朝食を作る間に乾かしておく。
朝食は大好きなカレー飯。お湯を入れるだけで、カレーが食べられる。パンやカップ麺だとすぐにお腹すいてしまう。飯は腹持ちがいいので出来たらご飯を食べるようにする。しかし、夕食などで炊飯するのが面倒。

 

 気づいたら母父からLINEが来ていた。今回のミサイルは領土内に着弾する可能性のある発射であり、異様であったのがわかった。北海道上空を通過したのだから、それは心配になるだろう。返信をして出発準備をすすめる。しかし、いつ有事になるか分からない時代になっているのだろうか。せめて来年の世界一周前、中には有事は起こらないでくれ!

行く途中にもひまわり畑。今日もあいにくの曇り。まずは35km先の留萌へ向かう。山があるのでヒルクライムかー、と思っていたがそんなにきつい坂でもなかった。鬱蒼とした森の中を走っていく。時折、1両だけの留萌本線の列車が通る。中をみると7,8時であったが乗客は少ない。2016年に増毛~留萌間が廃止され、最短のJR本線が更新された路線。このままではいつか、留萌~深川もなくなってしまうのだろうか…

 

留萌市に入る。

しかし、市街地まではあと25km

 微妙な坂を上り切り、下りに入る。途中、高速道路と合流して交通量が多くなる。数の子の生産地だけあるのか、海産を運んでるトラックが多い。このとき思ったが、北海道の運ちゃんは自転車をよけるのが上手いと思う。事故らない距離と、スピードを極度に下げたりせずに、スムーズに安全に通り抜けてくれる。

 

昼頃に留萌に到着。同じキャンプ場にいた人もなんかチラッと見た気もした。。洗濯物がたまっていたので、コインランドリーをみつけ、すき家も見つけたので食事がてらに洗濯物を回す。すき家留萌店にいくと、なんと深夜営業をしていない店であった。中身は変わらない。私は横浜のすき家でバイトいているが、給料も入客も全然がちがう。中の店員さんに話を聞くと、人が来ないし、集まらないという。深夜を営業できるほどの人がいないだけでなく、需要も低いという。本州なら数km走ればすき家があるが、北海道は主要都市で無い限りすき家は無い。その主要都市の留萌でも深夜営業ができないとなると、24時間営業の意味を問うようになる。

 

また、海岸線。道南で見た感じ

 

 

ずっと続いていく

まだまだ

そして!

羽幌に到着!16時ごろであり、道の駅「ほっと♥はぼろ」というところに温泉があるので入る。やっぱり風呂に入ると生き返る。今日もとりとめもない一日であった。しかし、明日には稚内に着けそうだ。130kmはあるが、オロロンラインという湿原を突っ切る道が素晴らしいそうだ。

 

羽幌ではどこで寝ようか迷っていたが、朝日公園という菖蒲が咲く公園に、キャンプ場があった。そこにいくと先客チャリダーがワインを飲みながら夕食を食べていた。軽く挨拶をしてテントをはる。そして私のつぎに3人目、4人目とぞろぞろチャリダーがあつまった!結局6人もチャリダーがあつまり、テントで一杯になった。宴会でも開かれるかとおもったが、そうもなさそうで、互いにテントの中でゴソゴソしていた。暗くなり、19時。横浜にいる時なら余裕で起きていて、むしろこれから何かをする時間である。しかし、この自転車旅を始めると「朝日と共に起き、日の入りと共に寝る」というサイクルが確立される。20時にもなると風呂と疲労の効果で眠くなる。歯磨きをして、充電をして、日記を書いて寝る。

 

夜中に寒すぎて起きた。さすがに羽幌ぐらい北になると、8月下旬でもこんなに寒いとは。。テントを完全に締めて、寝袋をマミー状にしてくるまろうとする。テントを閉めようと外をみると、なんと!満点の星空が広がっていた!天の川が見えていた。茨城の実家でもこんなにきれいには見えない!そういえば羽幌の近くには初山別村があり、そこには天文台がある。やっぱりこの辺は星がキレイなのかな?でもこんなに星が輝くものなのか!と思いながら冷え込んだ空をみていた。残念ながら持っているカメラではこの星を映すことはできない。感度の良いカメラがあればいいなと思った。。吐く息は白くなり、さすがに寒かったのでテントに戻る。寒すぎておきてしまったが、とてもいい物をみれた。あしたの稚内に向けて今日は寝る。。。。

 

次→その10

 

 

 

いちいいちい

About

自転車旅が大好きな学生です。日本の色々なところや、海外にも自転車旅しに行ったりします。そこでの出来事、風景、ノウハウを紹介したいと思います。2019年には世界一周しに行きます!

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