北海道一周編その2 いきなりの130km

朝の5時。なんか変わった動物の鳴き声で目が覚める。北海道に上陸して1日が経った。今日から一周を始める。気温は涼しく、シュラフなしでは寒いぐらいであった。


今日のルートは、白老町から海岸沿いに登別(のぼりべつ)、室蘭、洞爺湖、そして長万部(おしゃまんべ)へ向かう距離は130kmで、洞爺湖から先には山があり、3つ峠を越えるという初日からなかなかハードなコースである。

テントからでて、朝ご飯を作る。昨日のべちょご飯は朝飯の分も炊いていたので、結構残っている。正直食べるのは辛い。。親子丼の具パックを湯せんで温めて、かけて食べたが、ご飯と全くマッチしなかった。どうにかこうにか食べ終えて、昨日であったばかりのライダーのSさんは函館へ、チャリダーのTさんは千歳へ、それぞれ向かっていった。最後に互いに握手を交わして、FaceBookを交換する。またいつかどこかで会えるといいな。そう思い、キャンプ場を後にした。。。。

国道に出るとやっぱり広い!路側が十分にある。そして雪国ならではで、信号機が縦になっている。
早速、登別へ向かう
くま

かに

北海道らしいオブジェがあった。しかし、この国道沿いは商業施設の廃墟が多い。プールや定食屋、売店など様々な種類の廃墟があった。ちなみに上の写真のレストランは廃墟ではないぞ。

登別に到着すると、とつぜん洋風の建物が出現。どうやらテーマパークのようだ。一休みして室蘭にむかう。曇り空が広がり、雨を心配しながら室蘭に到着。地球岬につづく小さい丘にのぼると、工場群が見えた。私は雄大な自然が一番好きだが、人工物の中でも工場は結構好きな部類である、工場萌えってやつかな?立ち上る白煙や煤煙。高くそびえる煙突、よくわからない配管、壁の錆びなど印象に残るものを感じる。Simcityというゲームでも工場地帯をみると都市の発展を感じられるので好き。

地球岬は絶景と聞くが、長万部までいくために膝を温存するためカット。昼だったのでラーメンをたべる。北海道初のラーメン。でもなんか全体的に微妙であった。また違うラーメンに会うのを楽しみにする。昼食を食べている間に雲がなくなり、青い空が広がっていた。白鳥大橋と共に映る室蘭は勇ましかった。

室蘭をでて、しばらくアップダウンがつづく。今回の荷物は多いのでのぼりがかなり大変である。


しばらく走ると、洞爺湖町に到着。洞爺湖には今回は行かない。洞爺湖のある山をながめ、休憩所で写真を撮った。

洞爺湖町をでると、長万部までは60kmほど。しかし、洞爺湖から先には山があり、峠を5つ越えなければならない。荷物を載せての長距離 X 峠はかなりキツイ。トンネルもあるのでハードな道になりそうだ。トンネルは短いが、歩道がないタイプが多い。トンネルを過ぎれば下り坂にあるが、どうせこの後にも登りがある。

坂はこんな感じ。激坂ではないが、足には結構来る。これが数回あるのは結構心がやられる。


この峠が終わる瞬間が楽しみ。苦しみから解放されて、下り坂が待っている!登りでかいた汗は、下りで乾かすに限る。

15:30 夕方に近づき、日が落ちはじめる。最後の峠を越えて、長万部の平地まで一気に下る。

 北海道2日目から本当にハードであった。この平原を見た時、北海道らしいずぅーーと遠い先まで道が続く風景が見られる!と思った。実際、長万部市街地までに行く5kmの道路は、

 こんな感じであった。前には遠くまで真っすぐな道路、右には山と草地、左には海が広がる。そんな何もない広い北の大地が広がっていた。市街地にいく5km間、信号に一回も捕まらなかった。追い越す車のスピードも結構速い。しかし、路側が広いので安全に走れる。ぐうたら漕ぐこと20分、長万部中心地に到着。北海道新幹線延伸の広告があった。

「栄湯」という昔ながらの銭湯に入る。ソープ類を持っておらず、また銭湯内にも置いてなかったので、石鹸を買おうとしたが番台のおじいちゃんが余った石鹸をくれた。ありがたい。風呂に入るのはやっぱり癒される。昔ながらの銭湯のお湯はとても暑いが、130km走った足が溶けるように癒された。自転車旅では食事、風呂、睡眠、絶景がおもな楽しみ。その中でも風呂は疲れと汚れがとれ、心身ともに綺麗になる。

 風呂を後にして、長万部のキャンプ場に向かう。暗くなり始めていたので、急いでテントを張り、食事の準備をする。今回のキャンプ場は川のそばなので、うっとおしい蚊が飛んでいた。あっという間に刺されてしまった。虫よけ必須。
夕食はカレーライスにする。お米を袋湯煎法で炊き、ルーはレトルト。袋湯煎法は後に道具・小技編で詳しく説明します。自炊をするためのバーナーは、MSRドラゴンフライインターナショナルを使用する。このバーナーはガスではなく、なんと灯油・無鉛ガソリン・ホワイトガソリンが使用可能。北海道一周ぐらいであれば、ガスボンベで十分である。しかし燃費、主な理由は来年の世界一周のたに使用するので、その性能や燃費を確かめて、練習するために今回はMSRを使用した。
現在の燃料は灯油。北海道のガソリンスタンドで購入。1Lの携行缶で灯油を運び、それをMSRの燃料ボトルに入れて使用した。使用したが、灯油のプレヒートが中々上手に行かず、赤く煤の出る炎になってしまう。おかげでクッカーとバーナーが真っ黒になってしまった(´;ω;`)
一応ご飯を炊いたが、内部の米は芯が残っていたレトルトカレーと混ぜで、どうにか食べれた。芯が残っている米は美味しくない…片づけを終えて、テントに入る。明日のルート、寝る場所、天気などを確認した後、日記を書いて寝た。この日は2日目から疲れた。川の音が心地よい。

次→その3

 

いちいいちい

About

自転車旅が大好きな学生です。日本の色々なところや、海外にも自転車旅しに行ったりします。そこでの出来事、風景、ノウハウを紹介したいと思います。2019年には世界一周しに行きます!

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